下北沢が終わるとき
こんばんわruyvellです。
今日は下北沢の駅前のスーパーの前で東京女子流というアイドルの路上ゲリラライブ?がありました。下北沢でアイドルがライブというのは結構新しいのではないでしょうか?すごい盛り上がっているようでした。なんでも年末に武道館でやったばかりなのにすぐ路上でもやるという営業スタンスは凄いですね
個人的には下北でアイドルライブってのも意外に有りなのかなと感じました。
そもそもアイドルとはまた少し違いますがメイド喫茶は下北には無いですね?
喫茶店があれだけあるなら1軒くらいあっても良さそうですけどね^^
ちなみに下北沢のコミュニティFMラジオ「下北FM」はアイドルが専属的に出演しているラジオがあります。局が喫茶店になっていて閲覧もできるそうですのでこちらも機会があったら是非聴いてみては?
本題ですが、ある年配の男性が言った言葉があります。
それは「・・・下北はもう終わったよ」と
それはどこでそう解釈したのか聞くと昔はもっと熱くて面白い街だったといい今は当時とは変わってしまっていい店もまだあるけどほとんどは既に無くなってしまって下北沢に行く理由が今はなくなってしまったとの事。
これは下北沢が変わったのか本人が変わったのかと言う良くある昔はよかったなぁ話ではなく、時代の移り変わりに世代の移り変わりがうまく機能しなくなった。という意見です、たとえば最近は「個人情報保護法に基づき」といいあまり隣人でも干渉しなくなりそれらは例え同じ親族でも世代によってばっさり別れてしまった事が一つの起因と言えます。今時の若い奴らはという大人と、年寄りは考えが古いし話にならんという若者で壁ができているのは日本中どこでも同じでしょう。。価値観の違いとも言えますね。
価値観は時代や新たに施行される法律やサービスによって大きく変化をしていくものですからここ数年で飛躍的に伸び便利なIT技術を利用するのは若者にとっては当たり前ですがそうでない人にとっては予備知識がいるのでよくわからないものです。
下北沢はオシャレで「若者の為の街」というブランドイメージが定着してしまった事が大きな歪みを生じ「オシャレな街」と「昔ながらの人情の街」とで世代間によるブランドイメージの相違が磁石のS極とN極の同極同士の時のように反発し合った結果が現在に至るのだと思います。
よって共生をさけて来たことが互いにバッシングの根幹にありこれからの話も今までの話ももう少し理解が必要に感じます。本来下北沢は「巣鴨」と「原宿」を足して2で割ったような状況が存在するめずらしい街です。しかし若者の勢いが勝り昔ながらに下北沢を見て来た人は「なんだかなぁ」という思いを感じるのかなと思います。
これは一概にこうだ!と断定できる事ではありませんが「見て来た」もの。或は「見えている」ものが違うと思うのです。
これらは時代の移り変わりによって世代間のギャップから生じた誤差です。
そこで最初に書いたアイドルグループの路上ライブなどはこれまでの下北沢のイメージを少し覆す可能性を秘めていると私は考えます。
下北沢に愛着がある人は大勢いますが、下北になにがあったら良いか?と考えた時に下北沢には「シンボル」がないんですよね。様々な分野があるミクスチャーな街なので象徴になる物があった方がより繋がりができて共通事項ができますね。
下北沢にも下北沢発のアイドルグループ「+18(旧名称 SMK18)」というグループがいるそうです。専用劇場もあるとか。えっ?今更?っていう感じは否めませんが去年の10月に出来たそうです(汗)
またお掃除アイドルユニットとなる「CLEAR'S」というアイドルはゴミ拾いなど街を奇麗にする活動団体「green bard」に積極的に参加したりして活性化に一役かっています。
つまり下北沢=◯◯◯というのはもうとっくに終わったのだと私も思います。
これから再開発がすすめばさらにポップの方向に向かうでしょう。。
「拘り」と「妥協」。これから「どうしたいか?」が最重要課題であるかと、、、それらは世代間を超えての協力無しでは成し得ませんので一度地域活動の一環としてのゴミ拾いから「街に残るもの」「残したいもの」を意識してみてはどうだろうか?
変わるのではなく変えていく為にはどうするべきか
画像は最近のお気に入りです(笑)やはり無理難題程やり遂げる面白さもありますから、是非いつもより発注を多めにかけて背水の陣でやるのもまた戦略ですね。
求む、これぞ「世界の下北クオリティ」と言われるお店!!!!
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注意; ここの情報は何の役にも立ちませんのであしからず()
【今日の格言】
和を以て貴しとする(わをもってとうとしとす)
※聖徳太子が制定した「十七条憲法」の第一条にあることば。
この世の中では、人々が仲良くすることが最も大切だということ。
調和も守ることが大切である。自分の主張を押し通すばかりでなく。時には他人の意見にも耳を傾け、落としどころを見つける努力をする
次回は→「下北沢で暇つぶしプランA」
下北沢が熱い?
おはようございますruyvellです。
今日は熱い街下北沢特集です。
様々な店舗が立ち並ぶ下北沢ですが中でもオシャレな人気のスポットを紹介していきます。
・・・・というのは他のサイトにお任せするとして、
本題は下北沢の王将は何故熱い?です!?
南口の商店街を抜けるとまず目につくのが餃子の王将でしょう。もう電話等で何回「あっ、いま餃子の王将の前にいます」というフレーズを知り合いや通行人からきいた事でしょう。
もはや下北イコール王将と思ってる人もいます。王将が掲げてる熱々のようなフレーズは下北沢という街をある意味形容しています、系列店で色々な場所にあるにも関わらず特に男性には絶大な信用があるように感じます。
しかし王将はコレだけの人気店なのにも関わらず全くオシャレではありませんよね?しかし1日中賑わっています。
まず王将下北沢店の特徴ですが私なりに人気がある要素をあげてみたいと思います。
これらはニーズに応えるという意味でも他のお店にも大いに役立つと思います。
1.営業時間が長い(朝の5時までやっている)
2.テイクアウトが可能(外にテイクアウト専用窓口がある)
3.全面禁煙
4.店員の態度がはっきりしていて親切
5.ガラス張りで賑わう中の様子が外から伺える
6.立地場所が商店街の終わりにあり交差しやすい動線上にない
7.ボリュームのわりに安くておいしい
8.人気があるにも関わらず通行人へ呼び込みにも力をいれる
こんなところでしょうか?ここまで条件がそろえばそれはお客さん来ますよね。オシャレかどうかなんて全く関係ありません。人は人がいるところに集まり易いですからね。
上に挙げた中でも全面禁煙は思い切った選択だったと思います。これは改装する前は喫煙可能だったんですがあえて禁煙にすることで必要以上に長時間店舗に滞在する人を減らしたいという意向が伺えます。
なぜなら人気店が故に待つお客さんが多く出てしまうので少しでも回転率向上の為の判断でしょう。さらに言えば近くに同じ中華のバーミヤンがありますので喫煙者はそこや別の居酒屋等に行ってもらう事を間接的に示唆しているとも言えます。
私も近いのでごくたまに行くのですが深夜の2時過ぎにいったのに現在込み合ってますので少々お待ち下さいと言われた時は「マジどんだけ人気なんだよ(汗)」って思いました(笑)
しかしお客さんをみると他のお店の従業員同士の飲みだったりするようです。
下北沢においてまず重要な要素として下北はB2CとB2Bの両要素を持ったものがよいと思います。
これはどういう事かといいますとお店が多いという事はそこで働く従業員さんも同時に多いということです。通りすがりのお客さんを見込み客にするB2Cモデルも大事ですが、下北で働く従業員さんも他のお店に行けば立派なお客さんですのでそれはある意味B2Bにもなります。
もともと下北沢という場所はこのような地域内需が必要不可欠である街です。
自分を知ってもらうには他を知る事、これを良く理解すると地域ネットワークがつながりより下北沢の本当の良さに触れる事ができるかと私は思います。
飲食で自分のお店の商品をたべてもらいたければ自分もまず他のお店に食べに行く。
アパレルで自分のお店の洋服をかって欲しければ自分が他のお店でも買う。
これが新宿や渋谷とは少し違う下北沢で商売をするにあたっての心得といえるかもしれません。地域従業員に人気のお店は総じて一般客にも人気がありますしね。この従業員同士のつながりがより街を活性化させている事は明白です。長く優良な店舗は意識してるかは別にしても総じてこれをやっているか(出来ている)と思います。
もしこれから出店を検討している、または今お店をやってる方には横のつながりを大事にしてもらいたいです。個人的に地域住人や従業員をターゲットに特定地域振興券に変わる仮想通貨SNSでもあったら是非とも利用したいものです。
画像は餃子の王将ネタにちなんで「そうだ餃子(チャオズ)は置いて行こう」
※知らない人はドラゴンボールを読もう!?
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ここの情報が少しでもお酒のつまみになればと思います。(適当に流してください)
【今日の格言】
社内にしか人間関係を持たないマネージャーがいる。
こういう人が会社を動かそうとするようでは、会社はいずれ滅んでゆく。
会社もまた、社会の一組織体であるから、
社外の人々と良い関係を保つことが不可欠である。
by 江副 浩正
次回は→「仮)下北沢が終わるとき」
下北沢の失敗
おはようございますruyvellです。
今日は下北沢での失敗を予測観点的に解説していきます。まず何故に成功例ではなく失敗例なのかと言いますと、成功例は運が多少なり影響を及ぼすものですが失敗は不足によってもたらされる物だからです。
例えば「資金不足」「戦略不足」「営業不足」「人材不足」「管理不足」など客観的にみれば至極当然のことのようですが、日常においてつい疎かになってしまうものです。
まずお店をやる前にどれだけの予測と計画をたてているか?これでどの業種でも店舗の75%はもう決まったような物です。
よくある失敗は単純で安易な考えです。例えば下北沢をよくリサーチもせずにコレ下北辺りでやったらうけるんじゃない?みたいな物はすぐに閉店を余儀なくされます。
実際に何軒もそういうところをみてきました。もちろんそれなりにはリサーチをしてきて出店に至ったものだと思います、しかし失敗するのは下北沢が持つ虚像に騙されているのです。ではどういうときに失敗をするのか?まず売り物の或は客単価の値段と家賃などを含めたランニングコストに人件費は無しで考えた場合のハードルの高さ。これがまずは重要です。
例;月/家賃35万 光熱費9万 広告宣伝費3万 +仕入原価α とします。
この時点で月にいくら売るかのハードルの高さが見えてきます。月に47万以上かかるので
仮に一個もしくは客単1000円として月470個(人)です。これに平均仕入れ原価3割とし+人件費を入れたら月に最低でも月1000個(人)以上です。
これがまず第一歩です。
その商品は月に1000個或は1000人が購入/来客してくれそうですか?
客単が3000円の洋服屋だったら330点以上売れますか?
客単が300円のクレープだったら3300個以上でますか?
それと注意して欲しいのが最初は赤字覚悟という姿勢です。これもデッドラインを決めていれば良いですがそこに淡い期待を込めて結果失敗パターンもまさに王道です。
最悪なパターンは商品の客単が安く、路面店で家賃が高く、保存のあまりきかない足の速い飲食を下北ブランドにつられノリでやってしまう事です。
よって最初にあげた「資金不足」「戦略不足」「営業不足」「管理不足」等に気づくのです。また大手のお店を標準価格とはとらえない事です。大手はレバレッジをきかし安く仕入れ展開できますからね。
ここまでは「うん知ってる」と皆さん思いますね?
そしてお気づきでしょう。。
前に書いたように下北沢は基本学生街であるという事を・・・
しかもまだデフレです
安くなければ当然来客回転率は落ちます。地価が高い場所なのに安くしないと買ってもらえにくい場所という恐ろしいパラドクスが生まれます。
これが通称下北マジックです!?←いまつけました
くれぐれも長くサラリーマンをやっていて
退職金もらってそのお金で夢の店なうwww
・・・なんて事はしないようにご注意願います。
それでもやりたい場合はしっかりと下北沢の事例を研究してください。
写真は下北沢にある玩具ショップ「懐かし屋」。甘辛人生劇場とは何ともハイセンスな言回しですね。下北沢自体ある意味フィクションみたいな所ですからね(笑)
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今回は少しでもこの情報が滑り止めになればと思います。
下北で出店する際は失敗も人生の醍醐味くらいにとらえていただければちょうどいいかと思います。
すると自ずと道は開かれる・・・・とは限らないですからねー(笑)
【今日の格言】
諸君は必ず失敗する。
成功があるかもしれませぬけど、成功より失敗が多い。
失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たねばならぬ。
次回は→「下北沢が熱い?」